得意であることは、成功の絶対条件ではない

 もしあなたが・・・

 「仕事において、人生において、
 得意なことをやったほうが成功しやすい。」

 と思っておられるのなら、この話を聞いてください。

 ある芸人さんが若い頃の話です。


 その芸人さんは、超どもり症、超あがり症で、
 どうしようもないくらい芝居が下手だったそうです。

 ある日、あまりにもひどい芝居をしたものですから、
 師匠は、その芸人さんを自分の楽屋に呼びつけて

 「もうやめたほうがいいよ、田舎に帰りなさい!」

 と言ったのです。

 本人も納得し、 その日を最後にしようと決意をし、
 自分の荷物を片付けておりました。

 そこへ兄弟子が入ってきて言うのです。

 「お前、何してるんだ?

  やめる?」
 
 
 「何言ってるんだ!

  お前、芸人になりたいんだろう?

  好きなんだろう?

 なら、おれが師匠にお願いしてくるよ!!」
 
 
 と言って、師匠のところへ行きました。
 そして、涙ながらにお願いしたのです。
 
 「もう一度、やらせてあげてください。
  彼は、芸人が好きなんです。
 
  お願いですからやらせてあげてください。」
 

 その兄弟子の姿を見た師匠は、もう一度その芸人を
 部屋に呼ぶように言いました。

 そして、こう言ったのです。

 「もう一度、頑張れ。

  お前は、成功するよ!

  必ず成功する!」


 と言ったのです。


 ところで・・・


 何が師匠の決断を変えさせたのでしょうか?
 何が師匠の心を動かしたのでしょうか?

 同情ですか?
 兄弟子の熱意ですか?


 いえいえ、違います。


 師匠は続けてこう言いました。


 「芸人で大切なことはな・・・

  人に応援されることなんだ。
 
  たった一人でもお前のことを、
  あそこまで応援するやつがいる、

  それが素晴らしいんだよ。

  だから、お前は成功する。

  お前を応援してくれる人が一人でもいるということは、
  他にも沢山いるに違いない。

  だからもう一度、頑張れ。」


 それから数年後、この芸人さんは独自のスタイルを築き
 大成功したのです。
 

 これは、萩本欽一さんの実話です。


 得意という視点だけで考えていたら、
 萩本欽一さんという芸人は、この世にうまれなかったわけです。


 よく考えると、こんな例は他にも沢山ありますよね。

 私が長年いた営業の現場でもそうでした。

 人当たりがいいから営業が向いているとか、
 じょう舌に話すから営業マン向きだとか、

 実際は、無愛想で売れている営業マン、
 口下手だけど、売れている営業マンは、

 五万といるわけです。

 得意とか、不得意とかは、
 成功するためにどれほど重要なんでしょうか?

 確かに、成功要因の一つではあるでしょうが、
 絶対条件ではないのです。

 これは、自分ブランド作りにおいても同じことがいえます。

 自分ブランドとは、他人に期待されてるあなたの価値です。

 「○○さんと言えば、×××!」

 というように。

 いくら優れた能力を持っていても、人に期待されなければ
 自分ブランドとは言えません。

 他人とあなたを比べるものでもありません。

 あなたのことを本当に必要としてくれる人がいること、
 その人にとって、あなたがかけがえの無い存在であることが
 重要なんです。

 なので、もし、あなたが得意なことがないとか、
 人より劣っているとか、自分の能力の無さを悲観するならば、

 私ははっきりと言いたいです。

 得意、不得意なんて関係ない。

 周りからどう言われようが、本当にやりたいことばらば
 あきらめずにがんばってみてください!!

 一度や二度の失敗であきらめるなんてもったいない!

 まして、やる前からあきらめるなんて、もってのほかです!!

 無理だと思っていることを乗り越えてできるようになった人ほど、
 その才能を大切に活かせるのではないでしょうか?

 だから、あきらめずにがんばってください。
 本気でがんばっている人を、まわりの人はほってはおきませんから。


【今日の学び】

 どんなに優れた能力を持っていても

 人から期待されなければ、
 ブランドにはなれない。

 大切なことは、応援されること

 応援されるあたなが素晴らしいんです!!

 

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